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「デートゲーム」は、いつ作られる? [ゲーム分析]

 野安は、映画に対して、ひとつのポリシーを持ってます。

 映画たるもの、基本的には「デートムービーであるべきだ」と思っているのです。(さもなければ「ファミリームービーであるべきだ」と思ってます)

 カップルで観に行って、観終わったあとに、あーだこーだと感想を述べ合えるような映画こそが、素晴らしい映画だと思っている、ということです。(あるいは家族で観にいった後に、親子でいろいろな会話ができる作品が素晴らしいと思うのです)




 いやね。もちろん「映画が好きな人が、ひとりでじっくりと楽しむ」みたいな作品があることを否定はしない。そういう映画も、作られるべきでしょう。

 ただ、そういう作品が主流になったら、映画産業はオシマイです。

 カップルで気軽に見ることができる。映画に詳しくなくても、見終わった後に、楽しく感想を述べられる。そんな作品こそが、やはり映画の主流であるべきなんじゃないかと思うのですよ。そうやって新規顧客を獲得しなければ、映画人口は、どんどん減っちゃうわけだしね。



 だからね。

 テレビゲームの世界でも、「デートゲーム」というものが、どんどん作られるべきだと思うんですよ。カップルで楽しんで、一緒に感想を言い合うことが楽しい、というようなゲームです。

 いろいろなゲームが作られてきたけど、ここには、まだごっそり隙間が空いていると思います。正直、ほとんど未開拓のジャンルですよね。



 「ファミリーゲーム」は、すでに任天堂が作りました。Wiiで遊べるゲームの中に、家族がみんなで遊べて、そこでコミュニケーションを楽しめるソフトは、たくさんある。だから、こっちの分野は、任天堂にまかせておけばいい。

 だったら他社は「デートゲーム」を作りましょうよと。

 いまのところ思い当たるのは「モンハン」くらいかな。これ、そういう用途としても使用されているゲームだと思う。ケータイのゲームにも、そこらへんの需要を持っていってるものがあるように思います。

 ただ、まだまだソフトが足りないよね。つまり、ここには、まだ大きなビジネスチャンスがあるような気がします。



 というわけで、誰か「デートゲーム」を作ってくれ。

 というか、家庭用ゲーム機が登場してから四半世紀以上がたっているのに、いまなお映画における「デートムービー」に相当するジャンルが確立してないってのは、なんかオカシイと思うぞ。

 じつは、ARの技術が、このジャンルを切り拓く、ある種の福音になるような予感がするのだが、どうだろう?


http://twitter.com/noyasuyukio もどうぞ)


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