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任天堂カンファレンスを終えて(2) [ゲーム分析]

 任天堂カンファレンスについて、もう少し感想を。



 とりあえず、3DSが「面白いゲーム機だ」ということは、わかりました。

 ただ、プロモーション映像を見ても、その面白さは伝わらないのが、本当に残念です。そんな中、もっとも優れたデモ映像は、たぶん3DS版の「ラブプラス」のムービーでしょう。マシン性能のデモンストレーションみたいになっていて、なんか素敵です。ネットを探して、チェックしてみるといいかと。

 と思ってニコニコ動画をチェックしてみたら、おいおい、みんなで同じ動画をアップしすぎ。困ったものだ。



「持ち歩く、響き合う、毎日が新しい」

 これが3DSの公式なキャッチコピーです。持ち歩くことで、毎日のように新しいことが起きていくゲーム機です、と強くアピールしているわけですね。なので、カンファレンスを終えたいま、ふと頭をよぎったのは

「ああ、これで、次の据え置きゲーム機は面白くなりそうだなぁ」

 ということだったりしました。



 3DSは「すれちがい通信」によって、ユーザー間をつなげて、ユーザーが意識することなく、「いつの間にか、そこに巨大なネットワークを構築してしまう」マシンです。

 だとすると、次の据え置きゲームは、そのネットワークに対して、なんらかの連携をしていくんじゃないかなぁと予想しているのですが、どうなのかなぁ?

 街を持ち歩いた「携帯ゲーム機」を自宅に持ち変えると、それが「据え置きゲーム機」に影響を与えていく――といったイメージを、野安は持ってるんですよ。

 いやまあ、どんな影響を与えるかは、まだ全然わかんないけどね。



 さて。そういった未来の話は、さておくとして。

 3DSです。はやく「子供たちが、いざ手にしたとき、どんな反応をするのか」が見たいですね。そのときの「食いつき方」によって、やっと、このマシンの未来が予想できるでしょう。

 きっと夢中になると思うんだよね。

 たぶん「ARゲームズ」に食いつくと予想しています。そして、その遊びを発展させたようなソフトが、ゲームビジネスにおける、次の花形ジャンルとして花開くんじゃないかなぁ、と楽観してたりします。

 でもって、そうして花開いたものは、もはや「ゲームじゃない」と評されるようなエンタテインメントになるかもなぁ、と思ってたりもします。


http://twitter.com/noyasuyukio もどうぞ)

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