SSブログ

「ゲーム機戦争」は終わりました [ゲームハード]

 「ゲーム機戦争」は、とっくに終わったよね!

 というスタンスで、このブログは書かれています。

 ○○社がシェア争いで勝利したから、戦争は終わったも同然だ! といっているのではありません。

 むしろ逆です。いまどき、●●●(ゲーム機名が入ります)は勝ち組! ○○○は負け組! みたいなことを口にするやつは、いいかげん時代遅れだぜ! とっとと目を覚ませよ! というスタンスです。



 もう、ハードごとに、勝ちや負けを競い合う時代じゃないんだよ。

 たとえば、車でもバイクでもいい。「きみ、シェアの低い●●社のマシンに乗ってるの? 負け組じゃん」みたいなことを言うヤツって、いないわけです。

 そりゃね、本当のマニアさん同士が、あえて「クルマ馬鹿」「バイク馬鹿」というポジションを装って、相手のマシンの欠点をあげつらったり、自分の愛車の魅力を語ったりすることは、あると思う。そういう子供じみた会話も、マニアにとっては楽しさのひとつだから。

 でも、心の中では「同士」なんですよ。同じ趣味を持つ仲間だからね。



 MacとWindowsで考えてみても、いいでしょう。

 15年くらい前だと、この2つのOSは、「互いに激突する」ようなイメージで語られたりしました。Mac派とWindows派がいて、対立しているかのように語られたりしたのですね。

 いや、そういう人、いまでもいるかもしれないし、メーカー側にしてみば、いまなお熾烈な競争をしているかもしれません。

 でも、もはや世間の人たちは、そんなことに、さほど興味がないのですよ。Macを使っていようがWindowsを使っていようが、「好きなほうを使えばいいんじゃない?」「人それぞれだしね」と、みんなが思うようになっている。そこに、勝ち組も負け組も、いなくなってしまった。



 ゲーム機も、そんな時代になっているんだよ、ということです。

 いい画質が好きな人は、いい画質のゲーム機を楽しむ。気軽なゲームを楽しみたい人は、携帯ゲーム機を楽しむ。ちょっとした暇つぶしをしたい人は、ケータイでゲームを遊ぶ。それだけのことです。

 そこに、対立の構図はなくなりつつあるんですよ。



 どうして対立がなくなりつつあるのかというと、ゲームビジネスの中心が、そろそろパッケージソフトの販売だけに頼らなくなってきたからです。

 これについて説明すると、長くなるので、いずれ詳しく書きますね。
nice!(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 3

トラックバック 0

ご挨拶未来の携帯ゲーム機 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。