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「ゲーム大国ニッポンの崩壊」 [ゲーム分析]

 AERAの記事を読む。

「ゲーム大国ニッポンの崩壊」という刺激的なタイトル。小島秀夫さんのコメントを軸に構成された、「いま、日本のゲームビジネスってヤバいんだぜ」という方向に決着する記事です。

 うん。この記事は、いろいろと面白い。

 小島さんのコメント自体には、そんなに目新しい部分はない。おおよそ、昨今の家庭用ゲームビジネスの一面を、きちんと説明・解説しています。ゲームに詳しくない記者(ライター?)に、やさしく説明するかのようにして行われたインタビューの現場が、目に浮かんでくるようです。



 面白いのは、そんなインタビューから、「ゲーム大国ニッポンは崩壊している!」という結末へと、うまいこと記事を組み立てていること。

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コミPo! [箸休め]

 最近になって発表された、デジタル・エンタテインメント商品の中では、「コミPo!」に注目しています。

 ひとことでいえば「超初心者向けのマンガ製作用ソフト」ですね。詳しいことは検索してみてください。(公式サイトは http://www.comipo.com/

 うん。これは凄いな。

 これまで長いこと続いてきた、従来型のコンテンツ・ビジネスとは、まるで違った方向への進化ルートが、またひとつ誕生したなぁと。音楽コンテンツでは、ボーカロイドがその先駆者として疾走しているけれど、それがコミックの世界でも実現するのかもしれません。



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ボーカロイドの熱狂は、まだ始まったばかり(2) [箸休め]

 ボーカロイドで曲を作る、という遊びは、まだまだ始まったばかりであり、本格化するのは1~2年後でしょう。その頃には、日本以外の国でも、多くの人がボーカロイドで曲を作り、それを好んで聴く人が出てくるのだろうと予想しています。

 というのが、前回のブログのあらすじです。

 今回は、じゃあ日本で誕生し、一気に花開いたボーカロイド文化ってのは、日本で花開いたからこその面白い現象が起きてるよね――ということを解説してみましょう。



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ボーカロイドの熱狂は、まだ始まったばかり(1) [箸休め]

 テレビゲームの年末商戦が始まるまで、ちょっと間があるので、違うネタを書いておこう。



 えーとですね。昨年末から、何度となく「初音ミクは、2010年の紅白歌合戦に出場するのではないか」と書いてきました。

 さあ、この予想は当たるかな?

 「歌手として出場」しないにしても、ちょっとくらい登場するんじゃいかなぁ、と思っています。それにふさわしい実績は残した。あとはNHKの判断次第ですね。




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さいたまスタジアムで思ったこと [ゲーム分析]

 まずは報告。

 日経ビジネスオンラインの「デジタルエンタメ天気予報」の原稿を書き終えました。予定通りなら、来週半ばにアップされます。いまは不定期連載になっているため、アップされるタイミングを、こうして告知しておきますね。



 さて本題です。

 先日、日本-アルゼンチンの試合を、さいたまスタジアムで観戦してました。面白い試合でした。日本代表の試合で、「ああ……払ったチケット代、楽々と元をとったな」と思えたのは、ひさしぶりです。

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飲み屋で遊べるゲーム

 Wiiが置いてあるカラオケボックスって、ないんですか?

 と聞かれたことがあります。お酒を飲んで、さあ二次会だ! というようなとき、みんなでWiiが遊べるような場所ってないんですか? という意図の質問である。

 自宅には持ってない。

 でも、みんなが集まったときに、ちょっと遊んでみたい。

 そんな気持ちになっている人が、けっこういたみたいなんだよね。うん、その気持ち、なんか理解できます。



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「デートゲーム」は、いつ作られる?(2) [ゲーム分析]

 ゲームの進化というのは、ようするに環境に適応するための進化だったりします。



 ファミコンの頃は、小学生とか中学生とか、年齢が若い人たちがメインターゲットでした。「お金はないけど、時間はある」人たちです。なので、じっくりと時間をかけて遊べるゲームが喜ばれました。

 だから、いまでも「ポケットモンスター」とか、小さな子供が遊べるよう配慮されたゲームは、プレイ時間を長めに設定した上で、ゲームそのものを設計しているわけですね。



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「デートゲーム」は、いつ作られる? [ゲーム分析]

 野安は、映画に対して、ひとつのポリシーを持ってます。

 映画たるもの、基本的には「デートムービーであるべきだ」と思っているのです。(さもなければ「ファミリームービーであるべきだ」と思ってます)

 カップルで観に行って、観終わったあとに、あーだこーだと感想を述べ合えるような映画こそが、素晴らしい映画だと思っている、ということです。(あるいは家族で観にいった後に、親子でいろいろな会話ができる作品が素晴らしいと思うのです)




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任天堂カンファレンスを終えて(2) [ゲーム分析]

 任天堂カンファレンスについて、もう少し感想を。



 とりあえず、3DSが「面白いゲーム機だ」ということは、わかりました。

 ただ、プロモーション映像を見ても、その面白さは伝わらないのが、本当に残念です。そんな中、もっとも優れたデモ映像は、たぶん3DS版の「ラブプラス」のムービーでしょう。マシン性能のデモンストレーションみたいになっていて、なんか素敵です。ネットを探して、チェックしてみるといいかと。

 と思ってニコニコ動画をチェックしてみたら、おいおい、みんなで同じ動画をアップしすぎ。困ったものだ。



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任天堂カンファレンスを終えて(1) [ゲーム分析]

 取材してみての、素朴な感想。

 あー面白かった!

 野安は10タイトルほど体験しました。ゲームの中身については、さまざまなメディアで報じられていると思うので、ここで説明することはやめておきます。というか「3D映像のゲームの面白さ」なんか、言葉で説明できないんだってば! 「ARゲームズ」の凄さなんか、いくら文章で書いたって伝わらないんだってば! とんでもなく凄いんだけどね。

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