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スペックとブランド [ゲーム分析]

 アジアカップが面白ぇ。

 準決勝は韓国戦かー。これだけガチな状況での日韓戦は、ひさしぶりです。フランスワールドカップの予選以来か? とはいえ、あのときは結果として日韓両国ともにワールドカップに進んだわけで、終わってみれば「敗者がいない」という決着になった。本当の意味ではガチじゃなかったともいえる。

 あと、前回のアジアカップでも対決してるけど、あれは3位決定戦だったから、これも100%のガチじゃなかった。

 とすると、今回のように、生きるためには「相手を蹴落とす」しかないという正真正銘の一騎打ちは、1994年ワールドカップ・アメリカ大会の最終予選以来か。場所は、奇しくも、今回と同じドーハですね。あのときは日本が勝ったんだっけなぁ……(で、その後の試合でドローになって、韓国に逆転でワールドカップ進出を決められたわけだけど)。

 いやー。今夜の試合、楽しみだなぁ。壮絶な試合になるのでしょうて。



 さて、ゲームの話です。

 週末は、次世代ワールドホビーフェアに行ってきました。幕張です。

 こういうイベントに行くたびに確信します。ニンテンドー3DSは、間違いなく売れるわ。体験プレイのために並んでいる人たちの女性比率が高いのが強みですね。これ、大手量販店などの体験コーナーの行列を見ていても、似たような印象を受けます。

 なんかね、過去に体験がないんだよね、この光景には。

 ふつう、ゲーム関連の行列って男性主体になるんだけど、このマシン、ちょっと違うような気がする。



 だから、ふと夢想してます。

 このゲーム機、「女性ユーザーのほうが多い」というマシンになるかもしれないなぁ――と。

 それが実現しても、野安は驚かないぜ。

 すでにニンテンドーDSのユーザーって、男女比が5:5になっているわけだしね。「女性のほうが多い」というゲーム機が出てきても、そろそろ不思議じゃないわけで。

 というか、ほとんどのゲーム機が「男性ユーザーの方が多い」という現状が、歪(いびつ)な状態なわけだしね。




 男の子ってさ、「スペック」が好きだよね。数値化された性能が好き、といいますか。

 でもって、女の子は「ブランド」が好き。

 ブランドってのは、数値化された優劣によって導かれるものではありません。「これ、いいなぁ」という大勢の直感の集合体として、与えられる評価のことです。

 (もちろん、男女の違いは、こんなにシンプルじゃない。スペックが好きな女子もいれば、ブランドが好きな男子もいますしね)



 でね、ニンテンドー3DSってさ、スペックで評価しづらいゲーム機なんですよね。

 映像表示そのものが、過去のゲーム機と違うから、数値を並べても比較しようがないわけです。

 これは、見てみて、使ってみて、「ああ。これ、いいなぁ」と直感し、評価されるゲーム機なんです。

 そういう特性を持っているため、スペックに重きを置いて評価する男性よりも、直感で良し悪しを判断する女性が、強く反応してるのかもしれないなぁ……と、思い始めている昨今です。



http://twitter.com/noyasuyukio もどうぞ)



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