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「ニンテンドー3DS体験会」レポートみたいなもの(6) [ゲーム分析]

 いつまで「体験会レポート」というタイトルを続けるといいのかしらん? ゲームのプレイ体験をベースにした意見を混ぜるかぎり、まだ「体験会」の「レポート」といってもウソではないのだけれど、うん、そろそろタイトルを変えることにしましょう。



 さて。

 1月20日、都内の某量販店でニンテンドー3DSの予約をしてきました。

 応援しているクラブの関係上、カラーは「アクアブルー」でございます。



 のんびり行っても予約できるんだろうなぁ、とは予想していましたが、「開店前に、どんな熱気になっているか?」をチェックするのも仕事なので、開店30分前くらいに顔を出してみました。

 その時点での行列が200人くらい。最終的には、開店前の行列は、500人くらいになったのかな? ただの予約開始日だっちゅうのに、予想以上の行列になって、ちょっとびっくりです。

 男女比率は3:1くらい。行列の途中にいる100人ほどをカウントしたら、男性が73人、女性が27人でした。もっとも、行列の先頭のほうが男性比率が高かった(とりわけ最初の20~30人は、ほぼ全員が男性だった)ので、トータルで考えると、たぶん比率は3:1くらいに落ち着くのではないかと。

 これは都市部の量販店での調査なので、郊外のショップで調べれば、もう少し女性比率が高くなると思います。家族のためのマシンを買うために、母親が並ぶ、というシチュエーションが多くなるためですね。

 ただ、昨今は、見た目だけで性別を把握するのは難しいので、厳密なところはわかんないけどね。デラックスな人とか、マングローブな人とか、見ただけじゃ性別がわかんない人も混ざっている可能性があるのが、2011年の東京という街でございます。



 今回、ちょっと面白いのは、あえてキッズ層を狙いに行ってないことですね。

 ハード同時発売のタイトルの中に、「キッズ向け」に特化したソフトがない。これは任天堂ハードの売り出し時の戦略としては、かなり珍しいです。

 ニンテンドーDSのときは「ポケモンダッシュ」が用意されていたし、Wiiのときは「Wii Sports」「はじめてのWii」が同時発売で、直後には「ポケモンバトルレボリューション」もあった。ゲームボーイアドバンスのときは「くるくるくるりん」というゲームが用意されていた(これ、どのくらいの人が知っているのかな? 地味にいいゲームなのだが)。

 このように、これまでは「キッズ層は、このソフトをどうぞ!」というタイトルを、任天堂自らが用意していたんですよね。



 今回は、そういうソフトがないんだよね(子供も遊べるソフト、ならある)。

 需要と供給のバランスが大きく崩れないよう、初期段階では、さほどキッズ層に火を着けないようにする、という戦略をとっているのかもしれません。

 あるいは、「ARゲームズ」という、キッズでも遊べるタイトルが内蔵されているので、パッケージ販売のソフトを用意しないことにしたのかもしれません。

 まあ、ひとことで説明できるような理由じゃないのでしょう。複合的に考えて、そういうタイトルを用意しない、という戦略をとったのだと思われます。



 さてと。発売日まで、あと5週間くらいか。

 ひさしぶりに、ゲーム市場が盛り上がりますね。わくわく。



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