女性に気に入られることが大事(前編) [箸休め]
知っている人には「当たり前」でも、知らない人にとっては「新鮮なこと」ってのは、いたるところに転がっています。
たとえば、野安は、ニコニコ動画で、いまでもボーカロイド楽曲の動画をアップして遊んでいます。相変わらず、ほとんど注目されることのない、へっぽこな「P」でございます。
こんな形で、ごくささやかにムーブメントに参加しているだけの人間であっても。
・ボーカロイドの人気を支えているのは、女性だ
という事実は、そりゃもう体感として、当たり前のように知っております。
だってさ、男性向けの曲より、女性向けの曲をアップした方が、やっぱ食いつきがいいもん。たとえば、詞の内容を「女の子が共感できるもの」にするだけで、より多くの人がやってくるよなぁと、これまでの経験上、そう思っております。
でも、こういうことって、よく知らない人が多いのかもしれません。
初音ミクに代表されるボーカロイド文化は、初音ミクという電子のアイドルが中心にいて、それを男性ファンが中心になって支えてるのだ――と思っている人、けっこう多いかも。
ぜんぜん違うと思うよ。
いま、このムーブメントを支えてるのは女性ですよ。ぶっちゃけ、ちゃんと金を落としてくれるのは女性だよね、と断言してもいいんじゃないかなぁ。
こういう傾向が出てきたのは、ここ4~5年のことかなぁ、と思っています。
かつては、いわゆるキャラクターグッズなどにお金を投じるのは、男性が中心である、と思われてたんだけど、時代が変わってきたということですね。
いま、あらゆる「デジタルなエンタテインメント」は、女性抜きで考えることができません。それどころか、女性こそを重視したほうがいい! という時代になっているんだと思います。
さてと。
じつは、ここまでは、長~い「前フリ」です。
明日アップされる後編から、本題に入ります。ゲームビジネスの話です。
(http://twitter.com/noyasuyukio もどうぞ)
2010-11-17 00:00
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