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さいたまスタジアムで思ったこと [ゲーム分析]

 まずは報告。

 日経ビジネスオンラインの「デジタルエンタメ天気予報」の原稿を書き終えました。予定通りなら、来週半ばにアップされます。いまは不定期連載になっているため、アップされるタイミングを、こうして告知しておきますね。



 さて本題です。

 先日、日本-アルゼンチンの試合を、さいたまスタジアムで観戦してました。面白い試合でした。日本代表の試合で、「ああ……払ったチケット代、楽々と元をとったな」と思えたのは、ひさしぶりです。

 前回は、どの試合だろう? 2007年のアジアカップ。現地ハノイで見た、日本-ベトナムのゲームかな? 地元ベトナムを応援する人が埋まったスタジアムで、鮮やかな勝利を収めた試合でした。あれも、チケット代を含めて、払った金の元をとれたなぁ、と思えた試合でしたね。



 いや、サッカーの話をしたいわけじゃなくて。

 伝えたいのは、5万人とか6万人が集まるような、大きなスポーツイベントでは、とっとと「その試合を楽しむための情報配信」をやってくれよ! と強く思ったということです。

 監督のコメントとか、練習風景の動画とか、そういうのを現地で無料配信しろよと。野安が、ニンテンドー3DSに期待する機能のひとつは、そんなことだったりします。いやまあiPadでもいいし、PSPでもいいけどね。

 というのも、現地に行った人はわかるんだけど、サッカーの試合って、けっこう時間を潰さなくちゃいけない時間があるんですよ。



 とりわけ、さいたまスタジアムは酷い。

 試合終了後、数万人が駅に向かうため、とんでもない混雑になるんです。駅前に到着してから、いざ電車に乗るまでに、だいたい30分くらいかかる、と考えてください。

 イライラしながら、じっと待つしかないんだよね。

 そういう時間を、せめて楽しく過ごせるよう、いろいろな情報を配信してほしいなぁと思うんです。これほどの混雑を客に強いているのだから、それはイベントを開催する側の義務である、とすら思います。



 ゲームビジネスって、こっちの方向に進化していくんだろうな、と野安は思ってます。そっちにこそ、なんか面白そうな未来がありそうだなぁと。

 でもって、その場所に合わせた、その環境に合わせた、「楽しいことを提供する」ということが、ビジネスになっていくんだと思います。

 という話は、これまでにも、いろいろなところで書いてきたことだけれど、サッカーの試合の後に、あらためて強く思った次第です。何度もいうけど、あの駅の混雑ぶりは酷すぎるってばさ。


http://twitter.com/noyasuyukio もどうぞ)


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