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ゲームの面白さとは何か? 第一章(1) [ゲーム分析]

 ゲームって、何だろう?
 ゲームって、どうして面白いのだろう?

 という根源的な仕組みについて、いろいろと考察(っぽいことを)していこうと思います。
理屈っぽいので、お好きな方だけ、先をお読みください。

 まずは「ゲーム」の仕組みについて、考えていきます。



●第一章 「ゲーム」と呼ばれるものの仕組み●

 そもそも、ゲームとは何か?

 いろいろな意見があるでしょうが、ここでは、ものすごーく無難に考えることにします。ゲームというのは

 「行動したら、何かが起きる」

 という仕組みを持つ遊びだ、と定義します。 だって、そういう仕組みになっているものを、わたしたちは「ゲームだ」あるいは「ゲームっぽいなぁ」と感じますからね。

・ボタンを押したら、弾を発射する
・ボタンを押したら、キックをする
・ボタンを押したら、ジャンプする

 といった仕組みがあると、それらはゲームと呼ばれるわけですね。そういった一連の仕組みを「面白い」と感じたとき、わたしたちは、「これ、面白いゲームだなぁ」と感じます。

 テレビゲームに限った話ではありません。スポーツも、ボードゲームも、カードゲームも、世の中にある「ゲーム」は、すべてそういう仕組みを持っています。

 一方、書物を読んだり、映像を眺めても、それを「ゲーム」だとません。そこには「行動したら、何かが起きる」という仕組みが組み込まれていないからですね。



 いったん、ここまでを整理します。

(1)「行動したら、何かが起きる」ことを実感できると、わたしたちは、それをゲームだと感じる。

(2)「行動したら、何かが起きる」ことを楽しめると、わたしたちは、それを「楽しいゲーム」だと認識する。

 うん。ものすごく、当たり前の話ですね。

 では、この当たり前のことをベースにして、さらに話を進めていきましょう。

(つづきます)
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